大分県玖珠郡探検隊 トンネル3
竜門トンネル
りゅうもんとんねる 一般県道下恵良九重線
大分県玖珠郡九重町松木
改修 1949年(昭和24年) 延長 90m

丸塚隧道を攻略した後、我々はもう一つの古隧道を目指す。


国土地理院発行 2万5千分の1地形図 「豊後森」

丸塚隧道を掘る要因となった松木川の渓谷地帯。
ここに昭和になり県道が新設される。
そして、名勝「竜門の滝」脇の尾根を貫くように建設されたのが「竜門トンネル」である。


竜門トンネル 玖珠側坑口

昭和24年の建設であるとtaihei氏の取り寄せたリストにはあるが、
それにしては造りが新しいような気もする。
山形の廃道様のリストには同県道に「竜門寺」と称される隧道が
記載されており、建設昭和24年、延長も88.6mとほぼ同スペック。

つまり昭和24年建設の幅員3mの狭い隧道が、後に改修されたものかも。



大分県玖珠郡探検隊 トンネル4 (おまけ付き)
竜門隧道
りゅうもんずいどう 九重町道
大分県玖珠郡九重町松木
竣工 不明 延長 12m

竜門トンネルの手前から東の山に行く狭い町道がある。
瑞巌寺隧道で出会った古老がこの隧道へのルートを細かく教えてくれた。

丸塚隧道が竜門渓谷を西側から迂回するルートなら、
このルートは東側から迂回するルートに見える。

詳細はわからないが、そういった目的で造られたのかもしれない。


竜門隧道 玖珠側坑口

車も余裕で通れる幅を確保し、素掘りかと思いきや、
モルタル吹付で補修されている。



四角断面。


この隧道を通り抜けるとそこには何件かの民宿・旅館が
軒を連ねる集落がある。温泉もあるようだ。



■おまけ■

竜門隧道付近は道が狭いため、地元の方の迷惑になりかねないので
車は集落内にあった神社の駐車場に停めさせて頂いた。

で、そこでふと見たら…




「女子岩 一見すればなーるほどなー」
「歩いて五分 車で一分」



おなごいわ… (ゴクリ…)




「どうしましょう…」
「まあ、歩いて五分だし…」







何かを期待して歩く探検隊。


結局インパクトメガトン級の看板とは裏腹に
「一見して」女子とわかるものは見つからず…

ま、あまり多くは語るまい。



いつか見つけ出すぞ女子岩



さて次に行きましょう→


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2008.5.6


船ヶ迫隧道
船ヶ迫隧道
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