大分県玖珠郡探検隊 トンネル5
船ヶ迫隧道
ふながさこずいどう 九重町道
大分県玖珠郡九重町船ヶ迫
竣工 不明 延長 今となっては…

竜門の滝のそばにあったいい感じの料理店にて昼食をとった我々は
一路九重町を南下する。

目指すは、「あったはずだが…」隧道。

↓ちなみにあったのはここ(マウスのっけてね)

国土地理院発行 2万5千分の1地形図 「豊後中村」

ごく普通の山の中にある隧道だったのだが、
ど真ん中を高速道路に横切られてしまった悲運の隧道…

のんびり横たわっていたら背中をチャリに轢かれたような格好になってしまったわけだ。


船ヶ迫隧道 北側坑口…だったところ

まったく形跡が残っておりません。どこにあったんだろう。
ということで、例によって農作業中のおばあさんを直撃。

「そこに入り口があったよ。」
「高速作って、向こう側は発泡スチロールで埋めてしもうた。」
「向こう側は入り口だけ残っとるよ。」

聞けば山を大きく開削したおかげで、ここはずいぶん陽当たりが
良くなったそうだ。昔は春になっても雪が解けなかったそうな。


しかし気になるのは…



発泡スチロール?

そんなもんでトンネルを閉塞するなんて聞いたことがない。
確かに他の「通行止め」用の閉塞と違って、法面の一部に穴があいた格好に
なるわけだから、それなりの対策は必要なのだろう。

とにかく向こうに回って見よう。





船ヶ迫隧道 南側坑口

おばあさんに道を聞いていたのであっさり見つけることが出来た。
聞いたとおり閉塞されている。




坑口脇にはずいぶん古そうな石垣だ。


閉塞されてるけど、上に穴が空いておりますな。



taihei氏「うーん、中が見えないかなあ。」

穴があれば入っていく探検隊だが、穴がこれだけ上にあれば覗くことも出来ない。

チョメ、横でなにやら三脚を伸ばしセルフタイマーをセットしている。

たれぞ〜taihei氏に近づき、壁に向かってしゃがむ。

TEC、遠くから見ている。

と、


たれぞ〜氏「さあ、乗ってください。」










友よ、山道を歩いていていきなりこんな光景に出くわしたらどんなリアクションをとる?

何が何でも中の様子を記録してやろうと言う執念。


(ちなみにtaihei氏とたれぞ〜氏はこの日初対面である。いいリズムだ。)


でも結局、何も撮れなかったそうな。



残念だ。次行きましょう→


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2008.5.7


引治トンネル
引治トンネル
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