国道213号線 トンネル18
松津頭隧道
しょうづがしらずいどう |
国道213号線(旧道) |
大分県豊後高田市松津(旧制香々地町) |
竣工
改修 |
明治29-34年?
1954年(昭和29年) |
延長 |
98m |
かんだや隧道を抜けるとすぐに次の隧道が現れる。
松津頭隧道 香々地側坑口
明かり区間といいながら日当たりが良くない。
なんか全体的に鬱蒼としている。
※明かり区間:道路の任意の区間内で、隧道ではない部分。
トンネル工事においては「明かり工事」と言ったりする。
牛迫隧道・かんだや隧道と全く同じ金属製プレート。こちらもいい感じ。
中は例によって坑口付近のみコンクリート巻き。
内部は素掘り+モルタル吹付。
ちなみにかんだや隧道とも、幅員は5m。
離合は出来るがちょっと狭い。
でも対向車に会うのはむしろ幸運と思えるくらいの交通量。
こちらも小さなプレートが。
「昭和廿九年三月三十一日竣工」
最近めっきり見かけなくなりました「廿」。
改修を受けて既に55年。
よく考えたら100歳超えてるんだよなこの辺の隧道。
改修を受けているとはいえ、100歳クラスが連続するなにげにすごい区間。
さて、松津頭隧道を抜けてしばらく走るとここで現道合流。車のところ。
合流地点には既に次のトンネル。
息つく暇なく穴は続きます。頑張ったぞ昔の人!
明治36年測量 大日本帝国陸地測量部発行五万分の一地形図「鶴川」
旧道・バイパスはここで終了。ここからは現道が沿岸道路をトレース。
リアス式本領発揮→
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2008.6.27
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