国道213号線 トンネル20
羽根隧道
はねずいどう 国道213号線(旧道)
大分県豊後高田市羽根(旧制香々地町)
竣工
改修
明治29-34年?
1960年(昭和35年)
延長 160m

213号線ぶち抜きツアー最初の野田隧道から既に66kmを走破している。
つまり単純計算で3kmに1回トンネルをくぐっている。
ただし半島北部に限定すればそんなもんじゃない。
少なくとも1kmに1回はトンネルをくぐる。
隧道大国の名に恥じないトンネルっぷり。

Sが野田隧道、Kは国見町伊美、Gが現在地。

そしてめでたくこのトンネル弾丸ツアーも20発目となりました。

あとすこしです。がんばって書こう。

松津隧道を抜けると羽根集落が眼下に見えてくる。
そして坂をくだって行く途中、これから上っていく尾根が見える。

その中腹に、穴が開いているのがこちらからも確認できる。
ただし、国道はさらに海側の大きな切り通しを通っている。これは?



ごく最近までここは国道が急カーブでトンネルに突っ込んでいた。
そしていつの間にか向こう側に切り通しができて、このトンネルは旧道となった。

平成15年。つい最近のお話。



羽根隧道 香々地側坑口

新道が出来たとはいえ、閉鎖されるわけでもなく、現役当時の姿のまま。
写真撮影時も地元のかたであろう、軽自動車が2台通っていった。



旧道を感じさせるのは、照明が全部消されていることくらい。


羽根隧道 豊後高田側坑口


明治時代に掘られて、昭和35年に改修されて、平成15年までの43年間。
現役は退いたが、まだまだ存在感大。
僕の友人もこのトンネルを抜けて小学校に通ったそうだ。
多分まだ通学路になってんじゃないかと思う。
「通学路」の看板はそのままだし。


さて、真新しい現道に戻ろう。
↓羽根隧道

                                                豊後高田方面→
↑現道


現道から無意味にパノラマ撮影の練習をしてみる。(3分割)
ガードレールの向こうが旧道。




旧道は無理やりな取り付け工事で現道に合流する。
ホントは現在花壇になってるトコが道路だった。



国土地理院発行 2万5千分の1地形図 「浜」


さて、

振り向けばまた隧道→

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2008.7.7


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