国道213号線 トンネル21
小池隧道
こいけずいどう |
国道213号線 |
大分県豊後高田市堅来字小池(旧制香々地町) |
竣工
改修 |
明治29-34年?
1965年(昭和40年) |
延長 |
200m |
レポは何日かおきにしか更新しないんで、ずいぶん長いこと
走ってきた気もするが、実際は半島西半分は1時間程度で走り抜けてます。
さて、
羽根隧道を抜けて旧道を走ってくると、真新しいバイパスに合流。
合流点は写真中央、高級中古車のあたりである。
右奥に羽根隧道が見えている。
道は高級(中略)など目もくれず、次の隧道へ突入。
小池隧道 香々地側坑口
バイパスはこの隧道の直前まででいったん終わり。
小池隧道はとりあえず管理人が生まれてこのかたこのままの状態。
「牛迫−かんだや−松津頭−松津」の流れ同様、
羽根隧道との間に集落を挟まない連続隧道だった。
あ、あと最近歩行者用の人道トンネルが横に掘られている。
国道213号線において、人道トンネルは4箇所。
野田隧道、花開隧道、小池隧道、そしてあとでもうひとつ。
一番古いのは管理人が小学校の時に出来た花開隧道。
あとは平成になってからの建設。
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昭和40年の改修。
香々地町内は東から徐々に改修年が新しくなってきている。
この時代、常にどこかで改修工事が行われていたんだろう213号。
しかしまあ、ここまでガンガン連続して隧道が来ると、
運転も疲れるしレポも疲れるし、ヘッドランプは消し忘れるし。
明治時代にどうやってこれだけの数掘ったんだろ。
小池隧道 豊後高田側坑口
さて、道路と人道トンネルの間を歩いていると…
おっ!
いいもんみっけ♪
「2級基準点 No.2 国道213号」
これは測量の際に使われる基準点と呼ばれるもの。多くはこのような鋲である。
コイツは県の管理のいわゆる公共基準点と呼ばれるもの。
大事な基準点はだいたいこういう風に列石で囲まれていたり、
穴掘って地下に埋まっていたりする(ふたが付いている)。
国土地理院が直々に使う「三角点」「水準点」とか呼ばれる(地理でならったよね?)ものは
御影石とかを使っている場合が多い(標石という)。
壊すと測量法により「二年以下の懲役、もしくは百万円以下の罰金」に処せられます。
ミリオンマネーを払いたくなければ、山の頂上とかにある四角い石は壊さないこと。
いや、ほんと困るんですわ(実務側の意見)
トンネルを抜けると例によって急カーブ。
トンネル内でスピードを出しすぎたら、比較的簡単に空を飛べます。
2秒くらい。
飛ばずに曲がってください→
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2008.7.7
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