国道213号線 トンネル9
水ヶ元トンネル
みずがもとトンネル   国道213号線
大分県国東市国見町岐部
竣工 1979年(昭和54年) 延長 320m


松ヶ尾トンネルを抜けて長い下り坂を下ってきたところ。
早くも次のトンネルは正面の尾根に迫っている。


水ヶ元トンネル岐部側坑口
建設から30年近くたっているが、松ヶ尾トンネル同様、建設時の様子をかろうじて覚えている。
向こう側からこっちに向かって走る際はトンネル内で若干の下り坂+カーブがあるので
スピードには気をつけるべし。

あとは特に無し。旧道行っちゃってください↓





ってことでトンネルの手前で右折。もうこの時点で情報が無くても
「なんか旧隧道ありそう」っていう香りプンプンである。


もちろんそのままドン!


水ヶ元隧道 岐部側坑口
みずがもとずいどう  国道213号線(旧道)
大分県国東市国見町岐部
竣工
改修
1907年(明治40年)
1953年(昭和28年)
延長 284m

昨年めでたく100歳になりました。
他の古隧道に比べて違うのは馬蹄形アーチであること。
この地域の同時期の隧道は半円アーチが多い。


扁額には改修年である昭和28年が記されている。
左から書かれていることに注目。


中は素掘り+モルタル吹付け。舗装もアスファルト完備。



水ヶ元隧道 古江側坑口



ここも、納屋隧道同様、路面付近のモルタルが地下水によって
著しく破損している。地山は凝灰角礫岩だ。


坑内の照明は撤去されているが、蛍光灯の土台は残っていた。
なんと木製。



現道とのツーショット。まだまだイケる明治隧道。


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2008.1.15

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