国東半島巡り 香々地町8
第二循環隧道
第一循環隧道を抜けると道は小畑地区に向かって下り坂に転じる。
落ち葉の轍が出来ているので、ちゃんと現在も通る車があるはずだ。
と、すぐに次の隧道が見えてくる。
第ニ循環隧道 夷側(東側)坑口
だいにじゅんかんずいどう |
県道夷堅来線 |
大分県豊後高田市小畑(旧制香々地町) |
竣工 |
1957年(昭和32年) |
延長 |
30m |
さっそくだが、
コレはなんだ?
道路脇の用水路が隧道に突っ込んでいる。
隧道はちょっとした下り坂になっているが、水路は比較的緩勾配である。
こういう水路は実はよく計算された昔の人の英知の塊であることが多く
僕的には非常に興味がある。
1°でも傾斜があれば水は流れるのだと実感する。
だた、途中で切れているように見えるが…
どこかに消えます。
え?
水路はトンネルから分岐してトンネルになっています。
自分でも何を言っているのか分からない。
ちなみにコレがどこに行っているのか知らないが、
そのサイズは50cm四方くらいしかない。
「どうやって掘ったん?」
人間の手でしか掘れないサイズだとは思うが、この狭さで
数10mとか掘る技術があるのか?
少なくとも僕が想像する方法で僕が掘るとなると
かなり高い確率で現世に帰ってこれない自信がある。
第ニ循環隧道 小畑側(西側)坑口
角度から見るに、水路は坑口横の畑ではなく、
さらにその横の段々畑に導かれているように思える。
確認は出来なかったが…
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2008.10.13
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