2009GW 突発OFF in国東

2日目 その4
初代竹田津隧道到達

さて、



最後である。



なぜか突然始まった国東OFF。
素掘りだ明治だと、隧道野郎たちを満足させるトンネルを巡ってきた。


最後にやってきたのは初代竹田津隧道




明治34年、この地に開通した県道「沿岸道路」のなかでも
360mと最長を誇り、昭和33年新道開通まで働いたバケモノ。
最後を飾るにふさわしい。


というか、


昭和33年までこの隧道を使い続けた人たちがバケモノ。



僕とチョメ氏はちょうど1年前にここに来て初めてここを通った。


で、今回も竹田津側から行ったのだが、トンネルまでにまた…



例によって車は通行不能なので歩いている。




例によって冗談じゃない状況。


で、去年はここで動物の白骨死体を見つけて気分が
思いっきりダウナーになったワケだが…

今年は(写真は無いが)なぜかそこに「オリ」があった。いわゆる「ワナ」だ。

「嫌なもん見つけたよ。絶対中に見たくないモンがあるよ。」

って思ってたら、まあ案の定だったんだが、困ったのは、



そこら中に動物の骨が転がってる。


なんか、鹿?の骨が頭骨の数からすると5体くらい転がってんですけど…

いったい何が起こっているんだここで…



マフ巻き氏撮影 (ってか撮るなよ…)






隧道脇にある水をためるための枡。

前回のレポ後、このトンネルの向こうにある家にゆかりのある読者様から
メッセージを頂き、トンネルを挟んでこっちから水を汲んでいたとのお話を聞いた。
そのための枡なんだろうか。


トンネルに入ると、そこは真っ暗闇なのだが、
もうそんなの普通の景色に感じるようになっちゃったよ。



例によって向こう側は水没。
ここで長靴を半分くらいのメンバーが持っていないため(なぜか僕も)
ここで引き返して、反対側に行ってみることに。


我々は竹田津側に引き返し、車に乗り込みUターン!

しようとして、誰かが側溝にタイヤを「ガタッ!」と落としてしまい
身動きが取れなくなる。

さいわい大人の男が5人もいるんで押したり持ち上げたりで事なきを得た。

乗り換えて一ヶ月の車を脱輪させて、運転手の心中やいかばかりか。








orz…






さて、気を取り直して香々地町側の見目地区にやってきた。


まあ言うまでも無いが、コレが50年前まで国道213号。
こっちはチョメ氏しか道を知らないんだが、一度迷う。




さて、隧道の手前に車を止めて坑口へ。

しかしなんかおかしい。

やたらと明るい。

実は手前に停めた車のフロントガラスに太陽が反射して、
一直線に隧道を照らすというイレギュラーが発生していた。

おかげで


                                   (nagajis氏撮影)
フラッシュはいらないわ、なんかメンバーの影が映りこむわ。
雰囲気台無し…




■とびきりの時間は過ぎて■

終わった。


一泊二日、みっちり「くにさき漬けのトンネルツアー」

おそらくこんな催しが開催されたのは初めてだろう。

ま、当たり前だわな…

ちょっとおさらいしてみようか。





レポートに書いただけでコレ。

概ね当初の予定通りに回れたかな。

正直、これ以上のものは僕には企画出来ません(^_^;)。



フェリーの時間があるので先に出発したマフ巻き号と、後部座席で踊るnagajis氏。


みんな遠くから来てくれて、いろいろ協力してくれて
そして心から楽しんでくれて、ホントありがとうです。





またやろうかなあ…








2009GW 突発OFF in国東
終了


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2009.9.22


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