2009GW 突発OFF in国東
導かれし者たち (敬称略)
当日の朝、僕は5時に起きて集合地点に向かった。
みんなに伝えた集合時間は午前10時。ちょっと早い。
僕はとある男を、集合場所の駐車場で探したが、簡単に見つかった。
彼は車のドアを全開にしてなにか片づけをしている。
朝の5時半に。
「いやあ、車内で寝ながら酒飲んでたらこぼしちゃいました。」
何をやっているんだ。朝の5時半に。
彼の名は、
マフラー巻き@隧道探訪 from愛媛
フェリーで当日入りすると間に合わないと、前日夜中に国東にやってきていた。この気合。
ちなみに初対面だ。思っていたよりも若い男だった。
「車内に芳醇な香りが…」
とか言ってる彼を助手席に押し込み、僕は次の目的地へとハンドルを切った。
1時間後、僕たち2人は大分市の西大分港にいた。
いきなり国東半島を飛び出している。
ちょうどダイヤモンドフェリーが入港してきた。
実はこれにある人が乗っているハズなのだ。
到着した「さんふらわあ号」から降りてくる男とは…
nagajis@日本の廃道 from大阪
あの編集長がなぜ大分に!?
彼、大分県出身で僕と同い年(もちろん面識は無いが)なので、
気軽に「ちょっと帰郷しませんか?」とメールしたらホントに来ちゃった。
即フェリーを予約したらしい。
しかも2日前まで奈良県あたりの古道を何日も探索して
そのまま来たとのことだ。この気合。
簡単に挨拶を終わらせ、3人は再び国東半島へ向かった。
時間がかなり余りそうだったので、途中の古隧道とか
寄り道しながらだったが9時には国東に戻ってきた。
そこには既に1台のバイクが停まっていた。
1時間も早く来ちゃったのは、おなじみ
チョメ@探検北九 from北九州
相変わらず気合十分な隊長だ。
しかも途中で探索もしてきたらしく、デジカメの画像を示して
「これは…」とか言ってる。みんな朝に強いのね…。
そして、10分後にやはり予定よりも早くやってきたのは、
juncom@大分 県道の旅 from大分
地元大分の県道をすべて走破しようという突飛なことを
既に2年以上続けている男だ。家族の理解ありすぎ。
実は彼は国東の古道については僕なんかよりもはるかに造詣が深く、
いくつかの廃隧道を単独で発見している。今回も彼の頭脳が必要なのである。
幾度と無く情報や地図のやり取りをさせていただいていたのだが初対面だ。
さて、まだまだ時間はあると思っていたら、nagajis氏がリュックの中身を出して
何か始めたようだ。「服の虫干しw」とか言いながら、マフ巻氏と
ランタン(照明器具)の修繕を始めた。
いや、今日はそんなサバイバルは無いんですが…。
さながらフリーマーケットを見守るjuncom氏(左)とチョメ氏(右)
さて、集合時間。もう1台の車がやってきた。
早朝から中国自動車道をひた走り、山口の徳山から
フェリーに乗って国東にやってきたのは、
お久しぶりです、
taihei@tunnelweb from広島
早くからメールにてOFFしましょうと呼びかけてくれていた一人だ。
さて、もう一人来るはずだが…
と、僕の携帯にメール2通届いていた。
件名「いま宇佐」
件名「 速見 」
本文空白。
いや、そんなにあせらなくてもいいですから(^^;)
やってきたのは、彼もおなじみ、
福岡の自転車のり@わたしのブログ from福岡
「いやあ、遅くなりました〜。」といって車から降りてくるなり
nagajis氏がいるのをみて「うお!」と驚いていた。
実は今回、どんなメンバーが集まるのか告知していなかったのだ。
おかげでこの業界最有名人nagajis氏が図らずもサプライズゲストとなってしまった。
で、いつの間にかこのOFFの「コーディネーター」ということにされてしまっていた私、
TEC@この道をいけば→(帰省中)
こうして7人のサムライがここ国東に集結した。
何気にすごいメンバー。
西日本の廃道系サイトの管理人半分くらい来たんじゃなかろうか。
「トンネルを探すために」
なんなんだアナタたちは。
で、みんなで黒津崎海水浴場駐車場に座り込んで、これからの
ルートを確認して出発とあいなった。
「車2台で行きましょう。えっと、配車は…」
結局「タバコを吸う」という理由で僕の車には
喫煙者3人(てっく、nagajis氏、taihei氏)が乗り込んで
本日最初の目的地へと走り出した。
いきなり大物を攻めます→
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2009.5.23
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